自分にできること、影響を与えられることは精一杯行い、
他のことは天に任せる。
すべてはうまくいく!
運命を決する1日
1999年12月31日・・・・
時計の針が刻むにつれて、
「あれもやっておけばよかったかな〜」
「もっと家族としっかりと時間をとればよかったな〜」
「まだ次男は生まれたばかり、長男も小学校に行きだしたばかりなのに・・・・」
「あー、親孝行も全くできていないな〜」
「あー、彼にももう一度、会って感謝を伝えておけばよかったな〜」
いろいろ走馬灯のように思いが浮かんでは消えていった。
大晦日の・・・
23時、30分、50分
23時55分、
56分、57分、58分、59分・・・・
10秒、20秒、30秒、40秒、50秒、
55秒、6、7、8、9・・・・・・・・・
思わず目を閉じて、体を緊張させた!
ものの3秒というところだと思うけれど、、、、
スゴイ長い時間がたったように感じた。
大丈夫だ、夫婦ともに生きてる。
子どもたちはすやすや眠っている。
つけていたTVでも特に大きな事故やニュースも報道されていない。
その年の大晦日から新年にかけて、
いわゆる、2000年問題と呼ばれる、
コンピューターの誤作動で、社会的な混乱が起こるのではないか
中には地球が滅亡するのではないか、
などとも言う人もでてくるくらい、
騒がれた年だったのです。
そうそう、「1999年7の月に人類が滅亡する」とされた『ノストラダムスの大予言』が20年も前に流行ったけれど、、、
この年も「1999年7の月に人類が滅亡する」という予言は
2000年問題なのだ、と言う人もいましたね。
もちろん、まともにそれを信じていた人はそんなには多くはないけれど、
そんな報道がジャンジャン流されると人は影響を受けますね。
文字とおり、2000年問題は
関係者の努力によって、
「杞憂」に終わり、一見落着した。
「杞憂」とは、
中国古代の杞の人が天が崩れ落ちてきはしないかと心配した(憂いた)という、「列子」天瑞の故事から生まれた言葉で、
心配する必要のないことをあれこれ心配すること。取り越し苦労のことをさします。
僕も今までたくさんの心配をし、悩みを抱えてきました。
しかし、そのほとんどは杞憂に終わりました。
もちろん、打撃を受けたこともあります。
自分にできること、影響を与えられることは精一杯行い、
他のことは天に任せる。
すべてはうまくいく!