【「周りの10人の収入を足し、10で割れば、あなたの収入」になるという話がある】
なぜそのようになるのか?
それが「ミラーニューロン効果」と呼ばれるものです。
ミラーニューロンとは、目の前にいる人に共感する脳の神経細胞のことです。
1996年に、イタリア・パルマ大学の神経生理学者ジャコモ・リッツォラッティらは、マカクザルの脳に電極を設置して行った実験結果を発表しました。
サルの前で、人間の実験者がエサを取ろうとすると、サル自身の脳もエサを取ったように反応することがわかったといいます。
霊長類などの高等動物の脳内では、他人の行動を、自分のことのように感じる共感能力を持っているのです。
このサルの実験から、人間にもそばにいる他人の行動を見て、自分も同じ行動をとっているかのように共感するミラーニューロンシステムがあると考えられるようになりました。 リモートワークよりもオフィスのほうが集中できるという人は、同僚たちが仕事に集中している姿を目にし、ミラーニューロン細胞が活性化され、「自分も集中する」という意識が生まれやすいからではないでしょうか。 学生時代に自宅で勉強するよりも、図書館や塾の自習室で勉強をしたほうが集中できたというのも、ミラーニューロン効果かもしれません。 つまり、集中したいときには、すでに集中している人のそばで作業をするのがひとつの手段なのです。
ミラーニューロンは、他人の行動を観察したり、他人の感情を理解したりする際に活動する特別な神経細胞です。以下は、ミラーニューロンの特性についての詳細です:
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★★★行動の模倣: ミラーニューロンは、他人の行動を観察したときに、その行動を自分自身で模倣する能力を持っています。例えば、他人がコップを持ち上げたり、食べ物を摂ったりする様子を見たとき、ミラーニューロンはその行動を脳内で反映させ、同じ行動をすることがあります。
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★★★感情の共感: ミラーニューロンは、他人の感情を理解し共感するのにも役立ちます。他人が笑っている様子を見たり、怒っている様子を見たりすると、ミラーニューロンは自分自身の感情状態を同様に調整することがあります。このようにして、他人の感情に共感し、感情的なつながりを形成するのに寄与します。 -
★社会的な相互作用: ミラーニューロンは、社会的な相互作用やコミュニケーションにも関与しています。他人の行動や表情を理解し、それに適切に反応することで、人々はより効果的にコミュニケーションを取り、社会的なスキルを発展させることができます。 -
★★★学習と教育: ミラーニューロンは、他人の行動や動作を観察することで新しいスキルを学ぶのにも役立ちます。特に子供たちは、親や教師の行動をミラーニューロンを通じて学び、成長していきます。
総括すると、ミラーニューロンは他人の行動や感情を理解し、共感し、社会的な相互作用を支える神経細胞であり、人間の社会的な生活において重要な役割を果たしています。
だから、そばにいる人、モデルとする人にあなたは近づいていくことができる。
それを応用すると、、、、、
❶これは、収入だけでなく「自己成長」「学び」「挑戦」が人生の鍵だと思っている人は、そのような環境を創ればいいのです。
そして「自己成長」が人生の鍵だとあなたが思っているならば、「自己成長」を大事にしている人が増え、
あなたが「学び」が人生では大事だ、って思っていると、「学び」が大事だって人が集まってくる。
❷でも、周りにそのようなモデルがいなければ、どうすればいいのか?
❸そこで、リアルが難しければ、まずは、頭の中にあなたが望むようなことを大事にしている人を設定すればよいのです。
読書や学習の重要性がここで言えますね。
あなたが頭の中で設定したい人は誰?
★補足★
リモートワークよりもオフィスのほうが集中できるという人は、同僚たちが仕事に集中している姿を目にし、ミラーニューロン細胞が活性化され、「自分も集中する」という意識が生まれやすいからと考えられる。
学生時代に自宅で勉強するよりも、図書館や塾の自習室で勉強をしたほうが集中できたというのも、ミラーニューロン効果かもしれません。
つまり、集中したいときには、すでに集中している人のそばで作業をするのがひとつの手段なのです。
昔から弟子入りのシステムがあるが、、、これは無意識のうちに学ぶことを教えてくれている。
学ぶと実は「まねぶ」から、、、まねすることからきていますね。
僕が頭の中で設定しているモデルは、、、、